lifestyle地方公務員退職の話

子育て真っ最中なママが地方公務員を退職した話〜地方公務員の実態 残業編〜



ワーママにとって、残業があるかないかは死活問題

世間的には、役所は残業がなくて早く帰れる!と思われがちですが、それは完全に誤解です

務める自治体の規模、配属先によって様々ですが、年間通して残業せずに帰れる部署はごく一部です

中堅までに配属になりやすい、窓口業務がある部署ではまず残業は避けられません

結婚した時点では役職がついていなくても、出産して仕事復帰して子育てしている間に昇級していくと、休みもなかなか取りづらくなってきます

なので、地方公務員でワーママを続けるには残業になっても子供を頼める環境が必要になります

都市部では、子供を預ける選択肢はお金を出せば増えるかもしれませんが、それを選択できる地域はかなり限られてます

なので、どこに住居を構えるか、どこに住んで子育てをするのかということはとても大切だし、下調べがかなり重要になってきます

どの部署に配属されても、残業するタイプの人はするし、タイムスケジュールをきちんと組み立てることができて極力残業しないタイプの人はしない

私の考え方としては、部署ごとに年間通して絶対残業が発生してしまう時期はあるので、それは頭に入れた上でスケジュールを組み、それ以外は突発的なものは仕方ないけど基本的には定時ですぐ帰る!というスタンスでずっと仕事してました

それで上司になにか言われたこともないですし、もちろん仕事はこなしていたので、問題ないと自分でも自信を持って仕事できていました

ただ、働く年数を重ねていくといろいろ見てきて感じたのは、役職が付いてくるといくら残業を極力しないタイプであっても自分の都合ばかりで動けない日のほうが圧倒的に多いです

結婚、出産、子育てを経て昇進されて働いてる方は、お金で解決していたり親を頼っていたり、、、

どこか家庭の部分を犠牲にしながら働いているという感じがします

公務員だからこそ、避けられない仕事ばかりで残業をなくすというのは難しい問題かもしれません

そして、避けて通れないのが災害時や非常事態のとき、役所は休めないということです

近年、自然災害が毎年どこかで起きている現状です、、、

警報が出ると、避難所が開設されるので役所では仕事が発生します。

当番制ではありますが、私の働いていたところでは子育て中だろうが、どこに住んでようが、避難所の当番には入ってました

私は豪雨災害で被災経験があるため、非常時に子供たちから離れなきゃいけないということは絶対に無理だったので、かなり悩みました。

なので、退職を決断する大きな理由になったと思います

働き始めは、残業なんてそれほど気にしてなかったけど、結婚して母になると死活問題ですよね

また、子供の年齢が上がってくると習い事も増えてきます

そうすると、その送迎も伴ってくることもあります

子供の年齢ごとの生活のルーティーンと年々責任が重くなり増えていく仕事量…バランスを取るのは本当に難しい

自分の環境を変えるタイミングも慎重に考えるべきだと思います

小学校入学のタイミングは、自分に余裕を持って寄り添いたい!

小さな頃は、なるべく一緒にいる時間を増やしてあげたい!

べったりいれる時間なんて、本当に本当に長い目で考えると一瞬です‼︎

よくよく家族会議をして話し合って、そのときベストだと思う選択をするのがいいのかなと思います


・退職するまでの流れの記事はこちら

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